年金改革で追及 予算委員会(2004/2/25,3/3)

 通常国会の最大のテーマは、年金改革です。
政府の提案は保険料を上げて支給額を下げようというもので、つじつま合わせをしようというものです。
抜本改革にはほど遠いばかりでなく、公的年金の積立金の株運用による損失や保養所グリーンピアなどのむだ遣いは、ほとんどてがつけられていません。
最初に年金問題を取り上げたのは、2月25日の予算委員会です。
この日はテレビ中継が入りましたが、時間はわずか6分。
年金に対する不信、特に若い人の不信感が強まる中で、スウェーデンが行っている「オレンジの手紙」について取り上げました。
この「オレンジの手紙」は、18歳以上の全保険者に貯まったポイントとこのままでいけばいくら支給されるかが書かれています。
公的年金の空洞化を止めるためにも、20代の若者へのメッセージを送ることを主眼に取り入れたらどうかと質しました。
小泉首相は「参考にしていきたい」という前向きの答弁をしました。

 3月3日の予算委員会では、公的年金の積立金について追及しました。
積立金は147兆円ありますが、この3年間に株などの運用で約6兆円の損失を出しました。
また、財務省資金運用部(現在は廃止されている)を経由して道路公団など特殊法人に融資してきた112兆円分も一部が不良債権化しているのではないか、また、厚生年金基金の代行部分も全額あるのか疑問視されています。
そこで積立金の資産性をチェックするべきだと追及しましたが、坂口厚生労働大臣は、答弁でこの問題に触れようともしませんでした。

 年金制度改革は、政府案が4月に入ると本格審議が行われます。
国民負担を強いる改悪案を徹底的に追及していきます。

第159回国会 予算委員会 第18号(平成16年3月3日(水曜日)) 抜粋
第159回国会 予算委員会 第17号(平成16年2月25日(水曜日)) 抜粋

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