知ってると便利 政治用語辞典



「議院運営委員会(議運)」 

  「議運」という言葉を聞いたことがありますか。正式には議院運営委員会とい い常任委員会の一つとなっています。
 阿部知子は、2003年12月から所属していますが、 議運の最大の仕事は本会議の議事運営を調整することです。どの法案を どういう順番で審議するのか、委員会に付託するのかなどです。こうしたことは 事前に各党の国対(国会対策委員会)委員長間で調整されます。国対は国会法で 決められた機関ではないので、議運で公式に確認する必要があるわけです。

 ですからもめない時は数分で終わりますが、もめると大変です。 議院運営委員会の前に必ず理事会が開かれ、 さらにその前には野党で意見調整するため野党理事懇(通称野理懇)が開かれ、 調整する必要があるからです。
 また、議運は議会の顔であり、議会を運営する機関でもあります。 外国からの要人の接客、衆議院の予算、国会図書館の予算等々も決めています (最終的には国会の議決が必要です)。



「議員連盟」

 議員連盟略して議連というのは、あるテーマについて議員が中心となって作る組織のことです。 規約、役員もきちんと決められ、議員同士の勉強会や懇談会とは区別されています。 対象は党内、与党あるいは野党だけであったり、超党派というように様々。 テーマも政策だけでなく、外国との友好や映画などの趣味分野もあります。政策の場合、 最終的には予算措置や法制化を目指すものも少なくありません。

 少数野党に所属していても超党派で議連を作ると法制化は可能です。 これまでにもNPO法、ダイオキシン規制法や身体障害者補助犬法など多くの法律を成立させています。 議連のまとめ役は会長ですが、実際の切り回し役は事務局長。議連は事務局長次第と言われるのはそのためです。 阿部とも子は医療事故防止議連の事務局長をやっています。阿部とも子が加入している加入している議連は30もあります。

 ちなみに会費はだいたい月300円。所属している政党の会計を通じて歳費から天引きされます。



「質問主意書」

 質問主意書というのは、国会議員が内閣に見解をただす文書です。国会議員には内閣に対して、特定の事項の説明を求め、所見をただすことができる職権(質問権)(国会法第74、75条)があります。これが質問主意書です。「主意書」は、議長に提出しますが、承認されれば内閣に転送されます。内閣は7日以内にその議員に「答弁書」を出さなければならないとされていますが、大半の答弁は延長されます。「主意書」の提出は、本会議の会期中に限られています。

 「主意書」の提出数は、ここ数年急増しています。官房長官から「行政上の阻害要因になっている」という発言があり、議院運営委員会で事前審査することになりました。阿部知子もこれまでにたくさん「主意書」を出し、そのいくつかは新聞で大きく取り上げられました。質問権は、国会議員の重要な権利です。自主規制とも言える事前審査は、問題だと思います。

 本会議や委員会で内閣に口頭で疑義をただすのは「質疑権」と言い、「質問権」と区別されています。



「政審会長」

 正確な名称は「政策審議会会長」と言います。社民党の中にある政策担当セクションを政策審議会と いいますが、その代表者です。ここには政府の政策を分析したり、党の政策をつくるスタッフがいます。 いわば政策のプロ、党のブレーンともいえます。

 他の党にも同じような組織がありますが、名称は若干異なります。自民党、公明党、民主党は「政策調査会」で、共産党は「政策委員会」(代表は「委員長」)です。 社民党も200人を超す議員がいた時は、スタッフが30人もいましたが、現在は議員が11人ですので、 わずか4人となってしまいました。寂しい限りですが、少数精鋭でどの問題もこなせるスタッフです。

 政審会長は、両院議員総会で選出されます。党大会で選出される党首、副党首、幹事長が三役で、 政審会長はその次となります。 テレビ出演も、政審会長の仕事の一つ。NHKの日曜討論、テレビ朝日のサンデーモーニングなどに出ています。ちなみに阿部知子が政審会長になったのは2003年12月。5党の政審・政調会長で残っているのは阿部とも子だけとなりました。


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