脳死判定に相次ぐマニュアル違反!
−2005年10月12日、厚生労働委員会
「命のリレー」 や 「愛の贈り物」 という言葉でしばしば感動的に語られる脳死からの臓器移植医療。
1例ごとに厚労省は検証会議を行っていますが、 先日30例目の検証会議において、 脳死を厳密に判定するためのコンピューター断層撮影が全く行われなかったことが発覚。 これでは救命を優先すべき段階でムリやり脳死を作っているようなものです。
1999年に行われた第4例目、 大阪の千里救命センターでの脳死判定も院内の独自の手抜きマニュアルを使って実施され、 日弁連から人権侵害であるとの申し立てが起きています。 前例があったにも関わらずまた繰り返しているのはなぜか。 阿部とも子は10月12日の厚生労働委員会で、 470余りある提供病院各々に独自マニュアルがあるか否か、 早急に調査し徹底を図るよう大臣に質しました。
大臣からは、 今後このような事例が発生しないよう、 脳死判定記録書の書式を変更し、 脳死判定マニュアルに準拠して行われたことの確認をより確実にするなど、 改善方法の検討をさらに徹底していくという答弁がありました。
●第163回国会 厚生労働委員会 第2号 平成17年10月12日(水曜日)
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