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1.日本未来の党をあずかって5ヶ月
昨年の暮れの総選挙公示のわずか一週間前に生まれ、嵐のような選挙戦を闘って衆議院で9議席を頂いたものの、その直後に分党となり、日本未来の党は本年1月に新たに私、阿部知子を代表とする
政治団体として再出発をし、去る5月10日に基本政策を発表しました。
所属国会議員は私一人、政党要件はなく、もちろん政党交付金の対象にもなりません。残ったものは「日本未来の党」という旗だけでしたが、比例区で約340万票、選挙区で約300万票を頂いたことへの政治家としての責任をどう果たすのか、自らにも、また「未来の党」に今も共感を持って集まってくださる仲間とも問いかけ続けたこの5ヶ月近くでした。
はたして琵琶湖にかかる虹を背に嘉田由紀子滋賀県知事らが発した「東日本大震災からの出発」や「卒原発」「共生社会」「地方分権」の呼びかけはどんな意味を持っていたのか、私たちは今でもそ
れを持ち続けているのか明らかにする必要がある、というのが皆の共通の思いでした。
2.「卒原発」の意味
先の衆議院総選挙を闘った時の反省として、政策面ではとにかく十分な時間がない中で「卒原発」の具体的内容・プロセス等がわからない、あるいは代替エネルギーも含めた電力供給体制がはっきり
示されていない等の指摘にどう答えるかが第一でした。
選挙後多くのメディアの論調が、脱原発の問いかけは「不発」に終わったと言いましたが、実はこの間大飯原発の2基を除くすべての原発が止まっていても電力不足は起こらず、次々と直下活断層な
どの存在が指摘され、国民の中ではますます原発の必要性は感じられなくなっていると思います。
もちろん原発依存度の高い電力会社が再稼動なしでは経営的に苦しくなるので、経済界のトップを巻き込んで原発の必要性が主張されていますが、財界にとっても冷静に考えれば再生可能エネルギー
等の新たな分野に活路を見出した方が良いに決まっています(加藤寛・慶應義塾大学名誉教授の「遺言」にもあるように)。
そこで、1月20日には金子勝・慶應義塾大学教授と新たに未来の党政策アドヴァイザーとなっていただいた飯田哲也さんを講師に「卒原発のカリキュラム」を提案、再発信しました。
しかし原発の問題を語る時には、それ以上に未だ東京電力福島第一原発事故は決して収束しておらず、たくさんの作業員の被ばくを再生産している現実や、15万人以上の避難住民がいて健康不安を抱えて暮らす子どもたちも多数存在するという福島の再生をどうするのかが問われます。
未来の党には被災地楢葉町の前町議である松本喜一さんが居てくださるので、これからも絶えず問題意識を共有しながら提案していかねばならないと実感しています。
3.改めての政策づくりと開かれた公開フォーラム
福島の現実だけでなく、東日本大震災後の被災地の状況、その復旧・復興は日本再生の方向性そのものであることを改めて確認して政策づくりを進めました。その意味で、被災地に学び被災地と共に
立つことから始めなければならないと考えています。
私が新たに代表となって、「卒原発」「共生型社会」「地方分権」と並ぶ政策の4つ目の大きな柱として「平和構築」を加えましたが、これは尖閣諸島をめぐる日中関係が極めて緊迫し、戦後最悪の状況にあることをふまえてのことです。
これらの項目ごとに本年2月から4月にかけて4人の講師(石川好さん、竹信三恵子さん、嘉田由紀子さん、矢野奨さん)を順次お招きして公開の「政策フォーラム」を開催し、お話を伺いました。毎
回のご提言の要約は党のホームページにも掲載しましたが、各位のご協力のおかげでよい政策がまとめられたと思います。もちろん、これからも広く皆さんからもご意見を頂戴したいと思っています。
4.みどりの木は生まれるか
この夏に迫る参議院選挙を前に、前回の衆議院選挙で産声を上げた未来の党は、まだまだヨチヨチ歩きです。しかしアベノミクスをはじめとする安倍政権の乱暴な政権運営の中、日本の将来は今急速
に危うさを増しており、私たちの願う子どもや女性たちが安心して守られ活かされる社会をつくるためにも、何とかしてこの参議院選挙でも声を上げねばならないと考えています。
原発からの卒業は生命の水や環境を守ることであると同時に、経済成長至上の社会や中央集権型の政治とは一線を画した持続可能な経済社会構造を目指すものです。
そして、そうした主張を掲げる勢力が国会内でも地方政治の中でも生まれている現状をふまえ、未来の党から働きかけてお互いの共闘や合流が図れまいかと考えています。目下、みどりの風や緑の党
の皆さんと意見を交換して、その可能性を追求しています。
憲法96条改正論議が憲法の幹を揺るがそうとする時、私たちの蒔いた種が芽を出していけば小さな木となり、さらに皆の英知を注げばきっと大きな緑の木となっていくと信じています。どうか、皆さまのお力添えをお願い申し上げます。
2013年5月15日
日本未来の党代表・衆議院議員
阿部 知子
(過去の内容は、「まぐまぐ」を利用したメールマガジンのページでご覧になれます)
あべともこ最近の行動

3月24日(日) あべともこと共に歩む会(地元後援会)総会(藤沢市内)

3月27日(水) 日本未来の党・政策フォーラム「女性を活用する国、しない国」(講師:竹信三恵子さん)(議員会館)

3月28日(木)原発ゼロの会と有識者による「国会エネルギー調査会(準備会) 第20回」で司会。(議員会館)
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2月21日(木)原発ゼロの会と有識者による「国会エネルギー調査会(準備会)」を再開。(議員会館)
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2月22日(金) 日本未来の党・緊急政策フォーラム「日中関係の難局をいかに乗り越えるか」(講師:石川好さん)(議員会館))
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2月27日(水) 原発ゼロの会で衆参両院の議運委員長に国会事故調収集資料の公開を求める申入れ(国会議事堂内)
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