アスベスト問題で大臣を追及

−2005年10月19日、厚生労働委員会


 アスベスト問題は、 政府が新法を作って被害者を救済するという方針を出したことで、 救済の内容と被害を最小限度にするための今後の対策に焦点が移ってきました。
 10月19日の厚生労働委員会ではアスベスト問題集中審議が行われました。 阿部とも子は、 これまでの政府のアスベスト対策について第三者機関による検証を行う必要がある、 アスベストを使用した工場周辺の住民に対する健康診断を実施し、 きちんとした疫学調査を行うこと、 中皮腫で労災申請する場合の時効をなくすべきであるなどの点について、 質しました。

 住民を対象にした健康診断・疫学調査については、 厚労省が設置した検討会議の委員からも指摘されていた点です。 中皮腫はまだ分からないことが多いので、 疫学調査で新たな対策や治療法の開発に結びつく可能性が高いからです。 尾辻厚生労働大臣 (当時) の答弁はあいまいなものでしたが、 厚労省はその後、 実施する方向性を示しています。  新法は、 政府の責任を認めず、 給付の内容にも問題があります。 今後の対策も不十分といわざるを得ません。 通常国会でも引き続き追及します。

第163回国会 厚生労働委員会 第4号 平成17年10月19日(水曜日)


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