自衛隊派遣のためのイラク復興支援法 矛盾を徹底的に追及 イラク支援特別委 (2003/06/27,07/02) イラク復興支援特措法は、延長された通常国会の最大の焦点でした。
野党が反対する中で、強行採決によって同法案は成立してしまいました。
夏に調査団をイラクに派遣、10月にも自衛隊を派遣する予定でしたが、フセイン残党などの抵抗もあり、イラク国内は戦闘が拡大の一途となっているため、政府は「年内は自衛隊の派遣はしない」ことを決めました。
「非戦闘地域の中で安全が確認できるところに自衛隊を派遣する」としていたので、戦闘の拡大で自衛隊の派遣そのものがむずかしくなったのです。
これはイラクをめぐる情勢の根本的変化といえます。
したがって、自衛隊を派遣すること自体をやめるべきなのです。
社民党は次期国会で4野党によるイラク復興支援特措法廃止案」を提出することを提案しています。
阿部知子は7月31日から8月5日まで、イラク復興支援特別委員会の一員としてイラクを再度訪れました。
復興支援は水、電気、通信、医療などの生活に欠かせない分野を中心にすべきだと、改めて感じました。
通常国会では、6月27日と7月2日の二回、特別委員会で質問に立ちました。
米、英、スペインなどでの「大量破壊兵器の存在と戦争の正当性」についての論議を紹介し、日本でも政府はもっと積極的に「検証」について明らかにすべきだと追及しましたが、川口順子外務大臣は、言を左右にして逃げるばかりでした。
論争すらしようとしない川口外相の態度は、日本を代表する外交の責任者として恥ずかしい限りです。
政府は4月初めに難民支援としてテント160張りをアンマンに届けました。
これは自衛隊が政府専用機2機を使って行ったものです。
PKO法に基づく措置ですが、1億円もかけて送りながら使ったのはわずか20張りです。
しかも、政府専用機に同乗した自衛隊員は武装していたのです。
ところが、アンマン空港でテントを降ろすときには、銃はしまいました(他国内で武器を持つことはできないから)。
小泉首相が政府専用機に乗るときには、武装していません。
まったく笑止千万で、委員会室の野党席からは「首相よりテントの方が大事なのか」というヤジも飛びました。
●第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第4号(2003/07/02) 抜粋
●第156回国会 イラク人道復興支援並びに国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動等に関する特別委員会 第7号(2003/07/02) 抜粋
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