介護保険法改正案
−2005年4月1日、4月6日、4月15日、4月20日、4月27日 厚生労働委員会
社民党は介護保険制度の創設を早くから訴えてきました。不十分ながらもとにかく 2000年にスタートしたのですが、介護保険法には5年後見直し規定があり、 政府は介護保険法改正案として国会に提出しました。しかし、膨らむ介護保険財政の抑制だけが前面に出たもので、 利用者にとって使い勝手の良い制度にしようという視点のないものでした。
まず3月22日の本会議で反対討論に立ち、厚生労働委員会では5回質疑を行いました。
介護保険法改正案の問題点は二つあります。一つは新たに介護予防を導入する点です。 厚生労働省は、軽度の人が必要以上に介護保険サービスを利用したために、 自立心がなくなりかえって悪化したという認識のもと、介護予防のため筋肉トレーニングなどを行うだけでなく、 料理など家事サービスを削減するとしたのです。
もう一つは、特別養護老人ホームに入所した人から居住費と食費を取ることです。
厚労委では、特に筋トレが問題となりましたが、調査もしないのでデータもない。 筋トレの効果もあいまいなことが明らかになりました。
また、特養での居住費や食費の負担は、悪化しても特養に入るなと言わんばかりです。 在宅介護サービスが改善されるのであればまだ分かるのですが、何も改善されません。 阿部とも子は、これらの点を徹底的に追及しました。
厚労委では、民主党が筋トレを3年後に見直すなどの修正案を出し、与党もこれに乗り可決しました。 あくまで反対の立場を貫きましたが、まったく後味の悪い審議でした。
●第162回国会 厚生労働委員会 第12号 (平成17年4月1日(金曜日))抜粋
●第162回国会 厚生労働委員会 第13号 (平成17年4月6日(水曜日))抜粋
●第162回国会 厚生労働委員会 第16号 (平成17年4月15日(金曜日))抜粋
●第162回国会 厚生労働委員会 第17号 (平成17年4月20日(水曜日))抜粋
●第162回国会 厚生労働委員会 第19号 (平成17年4月27日(水曜日))抜粋
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